バセドウ病の患者数は、何人に一人位の割合なのか？
自分や家族、友人がバセドウ病と診断されると、この病気が珍しいのか
よくあるものなのか気になりますよね。何となく、テレビに出ている人や
スポーツ選手にもいるので、メジャーなのかなと言う気もしますが。
バセドウ病は、女性にとても多い病気です。男性患者の何倍もいると
言われています。実際に私の周りには、直接の知り合いじゃなくても
（友人のお母様とか）私を含めて4人バセドウ病の患者がいますが、
全て女性です。
これはあくまで予想ですが、女性は妊娠や出産といった、ホルモンの大きな
変化を受けることが多いので、男女関係無く、同じように遺伝的素因を
持っていても、発症する人が多いのかなとも思います。
そして気になる患者数は、何人に一人位なのかと言うと、はっきりとした数字は
出ていないのが現状です。実際にインターネットで調べてみても、
女性は50人に1人とか200人に1人とか、一定の数字はありません。
ただ、国民病と呼ばれるくらいの、珍しくない病気であることは確かだと思います。
甲状腺機能低下症の原因にもなる橋本病や甲状腺腫などを入れると、
甲状腺の病気って本当に、たくさんの患者数がいるのです。
ただ、よほど甲状腺が腫れていない限り、見た目で気づくことは殆どないですよね。
目の前にいる人の甲状腺ばかり見てしまう、と言う人はめったにいないですし。
ですから、周りにいても気づきません。
また、症状の出方も人それぞれで、肉体的に辛い人もいれば精神的に
辛い人もいます。たとえ家族や友人がイライラしていても、ホルモンバランスで
そうなることもあるので、本人でさえ、バセドウ病に気づかないこともあります。
調子が悪そうにしていても、風邪をひいているようにも見えますし、
私のように甲状腺ホルモンの数値が安定していると、ほとんど症状はないので、
病気だと知らない人もたくさんいます。
今現在、バセドウ病とまだ診断を受けていなけど、症状が出ている人を把握する
術がないので、患者数は何人に一人位となかなか判断できない部分もあります。
今はネットが普及しているので、調べると多くの患者さんがいることはわかります。
もしもバセドウ病の診断を受けても、同じようにショックを受けた人や
辛い症状を抱えている人は他にもいます。けして自分だけではないですし、
治療をはじめれば、良い方向へ向かっていきます。
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