バセドウ病が悪化するのはどんな時?治療中でもストレスはダメ?
バセドウ病は、抗甲状腺薬で治療をはじめて、数値が一旦落ち着いても、
なにかのきっかけで悪化してしまうことがある病気です。
特に治療をはじめたばかりのときは、まだまだ体調が不安定だと思います。
私も何年もの闘病生活の中で、ちゃんとメルカゾールを飲んでいるのに、
体調が不安定になったり、悪化したりを何度か経験してきました。
とても個人差があるかとは思いますが、悪化の原因で
思い当たるものを書いてみたいと思います。
悪化の原因その@ストレス
これは、バセドウ病そのものの発症にも、深く関係していると思います。
ストレスといっても、精神的なものから肉体的なもの(慢性的な疲労な ど)
人によって様々だと思います。
私は何か嫌なことがあると、じわじわ甲状腺が腫れてくるのを感じたことが
何度もあります。精神的なものもが強く関係するタイプだと感じていました。
精神的なものは、それ自体が解決しないと、何度も繰り返しますよね。
肉体的な疲労は、ゆっくり休むとかしっかり睡眠を取るとかで、自分でも
体が楽になるの感じられるのですが、ストレスは目に見えないものなので、
それくらい解消できているのか、自分自身でも感じ取るのが難しいです。
ただ、人間はストレスを感じると、血管がきゅっと縮んで、血流が悪くなって
しまうのだそうです。血流が悪くなると、当然酸素や栄養素が血液で
運ばれにくくなりますので、体には良くありません 。
ストレスを感じたら、体を温めるとか、ぬるめのお風呂にゆっくりつかるとか、
蒸しタオルを顔に乗せるとか、何かしら血流を良くする物を取り入れると、
体の緊張も和らぐかなと思います。
悪化の原因そのA睡眠不足
私は睡眠不足はてき面に甲状腺に出ます。3〜4日睡眠不足が続くと、
甲状腺が腫れて、呼吸が少し苦しくなるような感じを何度も経験しました。
睡眠をきちんと取る日が続くと、その症状はなくなるので、私は睡眠不足が
かなり影響するバセドウ病だと思います。睡眠が不足すると、免疫も下がると
言われているので、体がとても疲れ、それが影響しているのかもしれません。
悪化の原因そのB喫煙
これは、バセドウ病と診断されたときにすでに喫煙者だと、感じにくいかも
しれませんが、例え悪化しなくても、バセドウ病が良くなるまでに、
余計な時間がかかると思います。
私は診断を受けたときは喫煙者でしたが、2010年に禁煙しました。
それから、もちろん体の体調は抜群にいいのですが、
バセドウ病にも明らかな変化がありました。
まず、上記のストレスや睡眠不足を受けても、甲状腺が腫れなくなりました。
数値もすっと落ち着いています。バセドウ病に限らず、病気を悪化させる
リスクはかなり高いと言えます。
バセドウ病の人は眼球突出にも喫煙は影響すると言われていますので、
禁煙することをオススメします。やめてよかったと思う日が、必ず来ますよ。