バセドウ病の治療中にダイエットは可能?私の実践日記公開!
初めに、私はバセドウ病ですが、ダイエットを行ったのは、甲状腺ホルモンが
きちんとコントロールできている状態だった、と言うことをここに書いておきます。
正常値になっていない人は、真似をするのは良くないし、結果も出ないかもです。
バセドウ病の治療をして太ったから、と言うより、私が太ったのはいわゆる
「中年太り」と言うやつだと思います。ですから、病気じゃない人も
40歳を過ぎている人には、参考になる部分があるかもしれません。
まず、私がバセドウ病を発症したのは2005年、35歳のときでした。
検査を受ける前から様々な症状がありましたので、本当に発症したのは
いつかはわかりま せんが、気づいたのはそれくらいです。
メルカゾールによる治療で、徐々に甲状腺ホルモンの数値は下がり、
40歳を迎えるころには、普通の人となんら変わりない生活を送れていたと
思います。
その頃にふとしたことから禁煙をしました。バセドウ病に喫煙は禁固ですが
吸っていました。でもやめました。やめたこと自体は、体の調子も良くなり
本当に良かったと思っていました。
でもそれから1年で5キロ体重が増えました。たかが5キロと思うかもしれませんが、
その頃の私の生活は、週に3〜4回のダンスレッスン、一日おきのウォーキング、
週に2〜3回のフィットネス、そして自宅での筋トレもしたいたのです。
それなのに5キロ太ったのです。これらの運動をしていなかった ら、もっと
すごいことになっていたことでしょう。禁煙したからだ、とも思いましたが
もちろん、また吸う気はなかったので、考えました。
色々考えた末に取り入れたダイエット方法とは?
自分の体重が増えたことを、客観的にみて、下記のようなことを考えました。
- バセドウ病の数値が正常になったのは、かなり前。だから治療による体重増加ではない
- 禁煙したけど、食べている量はそれほど変わっていない、しかも運動量は
普通の人よりは多いほう。なのになぜ太ったか。
- もうおばさんの年齢だし、このまま体型はあきらめて服を買いなおすか?
それとも今持っている服をこのまま切れるように、頑張るか?
そして出した結論が、生まれてはじめてのちゃんとしたダイエットです。
まずはカロリー制限を徹底的にしました。一日1500カロリー以下です。
(運動しているのでこれくらいです)
で、一週間に1キロ減、次の一週間は体重の変化は無し、また次の一週間は
1キロ減り、次の一週間は変化無しを繰り返し、およそ8週間で4キロ減りました。
ただ、最後の1キロがどうしても減らない。
そこでいろいろダイエットについて調べていくうちに、40歳を過ぎると
心臓が省エネタイプに切り替わるので、今までと同じ量を食べていると
ほぼ間違いなく太るんだと言うことを知ります。
「私が太ったのは、きっとこれだ」そう思いました。
そこで食事をちゃんと見直し、そろそろカロリー制限にも飽きたので笑
炭水化物の量を減らす方法にしました。すると効果はてき面!あっという間に
1キロは無くなり元の体重になりました。ここまでにおよそ3ヶ月です。
若干バセドウ病と関係ないように思え ますが、そもそも甲状腺ホルモンの数値が
正常じゃないと、運動して食事制限はできません。と言うか、体がしんどくて
出来ないと思います。
また、炭水化物を極端に減らしたダイエットは、一時的な甲状腺機能低下症の
リスクがあります。ちゃんとしたプロの栄養士さんやトレーナーの下で行う以外は
炭水化物を全く食べないと言うのは、やめたほうがいいです。
私は、朝は普通にご飯やパン、昼は炭水化物は通常の8割くらい、夜は炭水化物を
ほとんど食べないそんな感じです。それ以外の野菜やたんぱく質は、通常通り
食べています。運動をしていない人は、揚げ物などは少し気をつけた方がいいかも。
また、運動はウォーキングが脂肪の燃焼にはとてもいいようです。
大 事なのは毎日続けること。初めは10分でもいいので、毎日してください。
できれば最初の5分は、信号などで止まらないコースがいいです。
もう少しできるようになったら、30分とか増やしていくといいですよ。
私は、甘いものも食べますし、炭水化物の量以外は、あまり気にしていません。
でも続けることで、体重を維持できているのだと思います。
他にも自分に合ったダイエット方法はいろいろあると思います。
バセドウ病の人は、まず数値を正常値まで戻して、そこから初めてください。
痩せてきれいになるのも、健康な体があってこそですから。