バセドウ病は再発する?その症状と原因や今後の治療法など
残念ながら、私の経験上バセドウ病はとても再発しやすい病気と言えます。
まず、バセドウ病の治療を抗甲状腺薬で行う場合についてご説明します。
通常、抗甲状腺薬による治療は数年単位の時間がかかります。
抗甲状腺薬による治療は、始めたときから最低2年間は続けるのが良いされています。
2年後には約半数の人が薬をやめられると言われていますが、
薬をやめた後2年以内におよそ4人に1人は再発をします。
私は、抗甲状腺薬による治療を開始して大体1年くらいで甲状腺ホルモンの
数値が正常になりました。
その後少しだけ薬を続けましたが、中止して様子を見ることになりました。
バセドウ病は再発した時の症状
そして、2ヶ月くらいたったとき、なんだか手が震えている気がしていましたが、
そんなにひどくならなかったので放置していました。
(これは一番悪い例なので真似しないでください^^;)
そしてさらに放置し、いよいよ明らかなバセドウ病の症状が出始めて、
病院へ行きました。もちろん再発していたのは言うまでもありません。
初めてバセドウ病と診断を受けたとき、医師から「とても再発しやすい病気です」と
説明を受けていましたが、結構ショックでした。
再発すると、また抗甲状腺薬よる治療がはじまります
そして、また抗甲状腺薬による治療が始まりました・・・そして現在まで
甲状腺ホルモンの数値が正常になったことはありません(2008年時。今は正常です^^)
そのときは、もっと早く診察を受けていればよかったととても反省しました。
たぶん、ホルモンの数値を薬によって抑えることができても、
根本的に私の体の中が変わっったわけではないので、
薬をやめたから再発したのかな?と思っています。
また、上手く抑えこめていても、精神的なストレスが継続していれば、
それ原因でまた元にもどることもあるかもしれません。
ですが、 再発しても治療を続けていけば、いずれは再発しなくなる例も
多いようなのでこれからも続けていきますが。このサイトに来られた訪問者の方も、
薬を飲み忘れたり自分の判断で中止したりすることはしないでください。
症状が悪化しているのに放置すると、生命の危険もあります。
また、抗甲状腺薬による治療を行っても悪化する場合は、
薬以外の治療を勧められることもあります(主治医の考え方にもよります)
一つは手術療法によるもので、大きくなってしまった甲状腺ホルモン産生組織の
一部を残して切除するものです。手術療法は、一番早く効果のでる方法ですが、
再発することもないわけではありません。
また、放射性ヨードを含んだカプセルを飲むアイソトープ治療も再発する可能性があります。
どんな方法で治療するにしても、再発する可能性があるということを頭において、
もしかしたらと思っていれば、再発してもそんなにショックを受けることなく、
前向きに治療を続けられるのではないでしょうか。